まなびの小部屋

まなびの小部屋 / 読みもの

単位換算の早見表|長さ・面積・体積・重さ・時間(1L=1000cm³、1a=100m²)

長さ・面積・体積と容積・重さ・時間の単位換算を早見表にまとめました。1L=1000cm³、1a=100m²、1ha=10000m²など、計量単位令とSI文書で確かめた関係と、間違えやすい換算の例題を載せています。

内容の確認日:2026-10-30

結論:よく使う単位換算の早見表

よく使う単位の関係は、長さが1km=1000m、1m=100cm、1cm=10mm、面積が1m²=10000cm²、1a=100m²、1ha=10000m²、1km²=1000000m²、体積・容積が1L=1000cm³=1000mL、1dL=100mL、1m³=1000L、重さが1kg=1000g、1t=1000kg、時間が1分=60秒、1時間=60分=3600秒です。

これらの関係は法令と国際文書で決まっています。日本の計量法は、取引や証明に使える単位(法定計量単位)を定め、その定義を計量単位令が示しています。計量単位令では、リットルは「立方メートルの千分の一」、トンは「キログラムの千倍」、分は「秒の六十倍」、時は「秒の三千六百倍」と定義されています。アールとヘクタールは、計量単位令で「土地の面積の計量」に用途が限られた単位で、アールは平方メートルの百倍、ヘクタールはアールの百倍です。産業技術総合研究所 計量標準総合センターが公開している国際単位系(SI)第9版の日本語版でも、リットル(1L=1dm³=0.001m³)、アール、ヘクタール、トン、日(1日=24時間)などが、SI単位で表した値とともに非SI単位の表に載っています。

長さ
単位mで表すとほかの単位との関係
1km(キロメートル)1000m1km=1000m
1m(メートル)1m1m=100cm=1000mm
1cm(センチメートル)0.01m1cm=10mm
1mm(ミリメートル)0.001m1mm=0.1cm
面積
単位m²で表すとほかの単位との関係・目安
1cm²0.0001m²1cm²=100mm²(1辺1cmの正方形)
1m²1m²1m²=10000cm²(1辺1mの正方形)
1a(アール)100m²1辺10mの正方形の面積
1ha(ヘクタール)10000m²1ha=100a(1辺100mの正方形)
1km²1000000m²1km²=100ha(1辺1kmの正方形)
体積・容積
単位別の表し方ほかの単位との関係・目安
1cm³1mL1辺1cmの立方体
1dL(デシリットル)100mL1dL=100cm³=0.1L
1L(リットル)1000mL1L=10dL=1000cm³(1辺10cmの立方体)
1kL(キロリットル)1000L1kL=1m³
1m³1000L1m³=1000000cm³(1辺1mの立方体)
重さ(質量)
単位gで表すとほかの単位との関係
1mg(ミリグラム)0.001g1g=1000mg
1g(グラム)1g1kg=1000g
1kg(キログラム)1000g1t=1000kg
1t(トン)1000000g1t=1000kg
時間
単位1つ下の単位で秒・分で
1分60秒60秒
1時間60分3600秒
1日24時間1440分=86400秒

換算のしくみ:接頭語と、面積は2乗・体積は3乗

km、kg、kLのk(キロ)は1000倍、cm(センチ)のcは100分の1、mm、mg、mLのm(ミリ)は1000分の1を表す接頭語です。計量単位令の別表は、キロ=十の三乗、ヘクト=十の二乗、デカ=十、デシ=十分の一、センチ=十の二乗分の一、ミリ=十の三乗分の一などと定めています。量の種類が違っても接頭語の意味は共通なので、1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mLを同じ規則で覚えられます。小学校では、3年でキロとミリの接頭語に触れることが学習指導要領の「内容の取扱い」に示されています。

よく使う接頭語(計量単位令 別表第四による)
接頭語記号倍率例
キロk1000倍1km=1000m、1kg=1000g
ヘクトh100倍1hPa(ヘクトパスカル)=100Pa
デカda10倍日常ではあまり使わない
デシd10分の11dL=0.1L
センチc100分の11cm=0.01m
ミリm1000分の11mm=0.001m、1mL=0.001L

面積と体積では、長さの換算の倍率を2回、3回とかけます。1m=100cmなので、1m²は100cm×100cm=10000cm²、1m³は100cm×100cm×100cm=1000000cm³です。計量単位令も、平方メートルのメートルに接頭語を付けたとき(平方キロメートルなど)は接頭語の倍率の2乗、立方メートルのメートルに付けたときは3乗をかけると定めています(第4条第2号・別表第五)。「1m²=100cm²」としてしまうのは、この2乗を忘れた典型的な間違いです。

アールとヘクタールは、正方形の1辺で覚えると混乱しにくくなります。1aは1辺10m、1haは1辺100m、1km²は1辺1000mの正方形の面積です。1辺が10倍になるごとに面積は100倍になるので、100m²、10000m²、1000000m²と、0が2個ずつ増えていきます。なお、アールとヘクタールは接頭語の規則から作る単位ではなく、計量単位令の別表第六で、アールは平方メートルの百倍、ヘクタールはアールの百倍と個別に定義されています。

容積の単位は立方体で覚えます。1辺1cmの立方体が1cm³で、これが1mLと同じ大きさです。1辺10cmの立方体は1000cm³で1L、1辺1mの立方体は1000000cm³で1000L(1kL)です。dLは「デシ=10分の1」なので0.1L、つまり100mLです。

間違えやすい換算の例題

例題1「2.5m²は何cm²ですか。」1m²=10000cm²なので、2.5×10000=25000cm²です。250cm²とするのは、長さの換算(1m=100cm)の倍率をそのまま使った誤りです。

例題2「たて40cm、横25cm、深さ30cmの水そうに水を満たすと、何Lですか。」体積は40×25×30=30000cm³です。1L=1000cm³なので、30000÷1000=30Lです。

例題3「たて50m、横80mの長方形の畑の面積は何aですか。また何haですか。」面積は50×80=4000m²です。1a=100m²なので40a、1ha=10000m²なので0.4haです。

例題4「0.8Lは何dLですか。何mLですか。」1L=10dL=1000mLなので、0.8×10=8dL、0.8×1000=800mLです。

例題5「450gと1.2kgを合わせると何kgですか。」gにそろえると1.2kg=1200gなので、450+1200=1650g、kgに直すと1.65kgです。450+1.2のように、単位の違う数をそのまま足さないことが大切です。

例題6「1.2時間は何分ですか。」1時間=60分なので、1.2×60=72分、つまり1時間12分です。「1時間20分」とするのは、0.2時間を、1時間=100分であるかのように十進法で読んで20分とした誤りです。0.2時間は60×0.2=12分です。反対に、2時間15分を時間だけで表すと、15分は15÷60=0.25時間なので2.25時間です。

例題7「3500cm³は何Lですか。」1000cm³=1Lなので、3500÷1000=3.5Lです。1cm³=1mLを使って、3500mL=3.5Lと考えることもできます。

小学校では何年生で習う単位か

小学校で習う単位(小学校学習指導要領による)
学年習う単位
2年長さ mm・cm・m、かさ mL・dL・L、時間 日・時・分
3年長さ km、重さ g・kg(t と、接頭語のキロ・ミリにも触れる)、時間 秒
4年面積 cm²・m²・km²(a・ha にも触れる)
5年体積 cm³・m³

学年は、文部科学省の小学校学習指導要領(平成29年告示)によります。aとha、t、接頭語は「内容の取扱い」で「触れるものとする」とされている項目です。5年の体積では、体積の単位とそれまでに学習した単位との関係を考えることも内容に含まれています。学習指導要領解説(算数編)は、5年で1辺10cmの立方体の体積が1Lにあたることにも触れるとし、長さ・面積・体積・かさの単位の関係を並べて比べる例を示しています。

参考資料

← 記事一覧へ戻る · 編集方針